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2008年10月に厚生労働省が発表した報告によると、2007年に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は前年度より3,316件増加の4万0,639件となり、初めて4万件を超えました。調査を開始した1990年に1,101件を記録して以来、相談件数は年々増え続け、1996年の4,102件に比べると10年あまりの間に約10倍に膨れ上がっています。昨今、特に子どもの生命が奪われるなど深刻な事件も後を絶たない状況においては、児童虐待問題は、社会全体で早急に解決すべき重要な課題となっています。
フィリップ モリス ジャパン(PMJ)では、日本社会が直面している重要課題の解決に貢献していきたいと考え、様々な取り組みをすすめてきました。2006年より、子どもへの虐待問題をこの重要課題のひとつであると位置づけ、この問題解決に向け、「虐待防止のための啓発活動」「子どもたちの自立を支援する活動」を中心として、さまざまな活動に取り組んでいます。
< オレンジリボン運動 >
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オレンジリボン運動とは、広く一般の人々が子どもへの虐待を社会問題と捉えて、虐待の起こらない社会を作っていこうというメッセージを伝えていくことに主眼をおいている啓発活動です。2004年に栃木県で起きた子どもの虐待事件をきっかけに、県内の市民グループが当運動を始め、徐々に全国に広がりつつあります。厚生労働省が定めた毎年11月の「児童虐待防止推進月間」には、PMJの社員がオレンジリボンを着用し、社有車にはオレンジリボン運動を推進するステッカーを貼付する他、啓発リーフレットの配布なども行っています。
(詳細は下の関連情報より「オレンジリボン運動」をご覧ください)
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< 子どもの虐待防止相談電話 >
育児の悩みをかかえる親や虐待に悩む子どもたちが安心して話せる機会を提供しています。虐待を受けた子どもたちの心の傷を癒し、安らぎのある家庭的な環境で子どもたちを養育する場を作るために活動しているNPO法人子どもの村の「子どもホットライン」事業立ち上げ以来、継続的に支援しています。2008年からは、子どもの虐待を早期に発見し、適切な援助をすることを目的に、社会福祉法人子どもの虐待防止センターが1991年から継続している電話相談事業の支援を開始しました。
< PMJホープチェスト >
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施設などで暮らす子どもたちの自立を応援する基金「PMJホープチェスト」を2007年に設立しました。この基金は、子どもたちが18歳に達し、施設などを巣立って社会に出る際に必要となる、アパートの敷金や家電製品、就職活動用スーツの購入などの費用に充てられます。
(詳細は下の関連情報より「PMJホープチェスト」をご覧ください)
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< ワンデー・ファイナンス・パーク >
子どもたちが18歳で直面する自立のための準備として、個人のお金に関する意思決定を体験的に学んでもらおうと、模擬施設Finance Park(ファイナンス・パーク)での体験型演習プログラムを児童養護施設の中学生・高校生を対象に実施しています。当プログラムでは、参加する子どもたちがあらかじめ用意された設定(たとえば30歳・既婚・子ども二人・年収550万円など)で行動し、その収入に応じて、月々の家賃・食費・被服費・娯楽費・交通費・貯金などの家計の収入と支出に関する意思決定を行ないます。
初めての開催となった2008年度は、ジュニア・アチーブメント日本との共催で、品川区にある模擬施設Finance Park(ファイナンス・パーク)にて8月に実施しました。
< PMJフォスターファミリー奨学助成 >
里親家庭で養育されている子どもたちが高校卒業後、進学を希望する際に必要となる費用の一部を助成することを目的に、2008年に『PMJフォスターファミリー奨学助成』を創設しました。
2008年度は、関東甲信越地方および静岡県在住の里親家庭の中から2009年春に大学、短期大学、専門学校に進学を希望する里子を対象に募集しました。 選考委員会による審査・選考により決定した助成対象者に対し、進学した学校の授業料などの援助を目的として年間50万円を助成いたします。なお、この奨学助成の運営は、特定非営利活動法人 千葉県里親家庭支援センターが担っています。
(2008年度の募集は終了しました)
< 自立支援プログラム>
児童養護施設や里親の元で暮らす子どもたちが、18歳で自立をする際に役立つ社会生活の基礎知識を学ぶ講座を支援しています。生活技術をはじめ、困難に直面した際の精神的な対処方法などを幅広く習得することを目的に、NPO法人里親子支援のアン基金プロジェクトと、NPO法人エンジェルサポートセンターの協働によって実施しています。
< 児童養護施設の子どもたちへ絵本を寄贈 >
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2008年12月、社員からの寄付と、会社からの資金拠出によって「気持ちのキセキ」という絵本を日本全国の児童養護施設および関連施設に総計1700冊寄贈しました。この本は、自分自身の感情を受け止めて、認め、表現することの大切にして、それを誰かに伝える力(エモーショナル・リテラシー)が身につくよう、親しみのある言葉と絵でつづられているものです。
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< ケアワーカー事業への助成>
NPO法人日本子どもソーシャルワーク協会のケアワーカー事業への助成を行っています。ケアワーカー事業とは、被虐待児とその親などを対象に親子間の心のケアをはじめ、生活面でのケアなど包括的に支援する事業のことです。2008年は、家庭が何らかの養育困難にあり、居場所がない子どもたちが必要なときに通える場所「Whole まるごと」の開所とその後の運営への資金提供も行いました。
< 児童養護施設での社員ボランティア活動 >
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1年に1日、通常業務から離れ、社員が住み、働く地域社会で奉仕活動に取り組むボランティア・デーを実施しています。
2008年は10月に実施し、およそ1,500名の社員が、全国190箇所以上の児童養護施設などを訪問し、掃除、雑草除去、自転車修理、子どもたちとの交流や学習のお手伝いなど、施設の要望に応えた幅広い作業に取り組みました。
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